楽天モバイルは2021年4月27日にiPhone6s以降のiPhoneに対応すると発表しました。
しかしながらandroid端末と比較するとまだまだ完全対応と言うには早すぎるのではと感じています。
そこで今回はiPhoneユーザーが楽天モバイルを契約する前に知っておくべき注意点を紹介いたします。
今回はデメリットを中心に7つ紹介しますが、私自身も2020年10月ごろからiPhone12で楽天モバイルを契約し現在も利用しています。
通話無料・通信無制限・SPU対象・無料期間など他の3キャリアにはないメリットも多く細かい不満点はありますがmvno並の安さとキャリア並のサービスがありトータル的には満足しています。
ぜひ記事を最後まで読んで頂きメリットだけではなくデメリット理解した上で楽天モバイルを検討して頂ければ幸いです。
① 全てのiPhoneが対象ではない
2021年4月から楽天モバイルがiPhoneに対応しましたが実際に対応したのはiPhone6s以降の機種のみです。
iPhone6以前の機種には対応できていません。
② 機種によって回線の自動切り替え方法が異なる
iPhone6s以降の機種は楽天モバイルに対応しましたが機種によって対応状況が異なります。
楽天モバイル公式HPを確認すると下記のサービスについては対応している全ての機種で利用できていることが確認できます。(※5GはiPhone12シリーズのみ)
楽天モバイル iPhone対応サービス
・データ通信
・音声通話
・テザリング
・SMS
・ETWS(緊急地震速報等)
・APN自動設定
機種によって対応状況が異なるのが『楽天回線の自動切り替え』です。
以前はHPの対応サービス一覧の中に記載があったのですが今は違うページに隠されたように記載があります。(上記画像)
『楽天回線の自動切り替え』とは楽天回線⇔ローミング回線(KDDI)の回線の切り替えのことです。
実体験として楽天モバイルに契約した当初はローミングエリア内で楽天回線を掴むことはほとんどなく低速モードの1Mbpsで我慢をしていました。
⇒手動で切り替える方法は別記事で紹介しています。
ローミングエリアでは5GB/月の制限があるのでデータ通信無制限を期待して契約してしまうと思っていたの違う!という状況になりかねません。
では実際に『楽天回線の自動切り替え』の対応の違いを紹介いたします。
iPhone6s~iPhoneX
公式が紹介している文章がこちらです。
『iPhone 6s PlusからiPhone Xまでのシリーズの場合は、以下の方法をお試しください。
・楽天回線のみつながるエリアへ移動』
つまり楽天回線のみのローミングエリアが終了した都内などに移動しないと楽天回線を掴むことができません。iPhone6s~iPhoneXユーザーの方はローミングエリア内では月間5GB(パートナー回線)までしか利用ができないということです。(低速モードの1Mbpsの通信は無制限です。)
iPhone XR~iPhone11/iPhone SE(第2世代)
公式が紹介している文章がこちらです。
『iPhone XRからiPhone SE(第2世代)までのシリーズの場合は、以下の方法をお試しください。』
・機内モードのON/OFF
・本体の再起動
機内モードをオンオフにすることで手動で切り替えることができます。
⇒詳しい説明は別記事で紹介しています。
iPhone 12シリーズ
公式が紹介している文章がこちらです。
『iPhone 12以降のシリーズは回線の自動切り替えに対応しておりますが、自動で切り替わらない場合は、以下の方法をお試しください。』
・モバイルデータ通信をOFFにする
・約10分待ちモバイルデータ通信をONにする
iPhone12シリーズのみ回線の自動切り替えに対応していますが実際に私の環境下では回線の自動切り替えをできていますが、ローミング回線を掴むことの方が多く手動での切り替えをする場面がまだ多くあります。
③ SMSの送信が完全無料ではない
当初は楽天Linkアプリを利用することでSMSの送信は無料でしたが今は改悪されて楽天Linkユーザー以外へのSMS送信はios標準アプリから行うように変更されたため3円/70文字と有料化されました。特に仕事でSMSをよく利用される方は注意が必要です。
④ 電話の着信はios標準アプリ
SMSと同様に当初は電話の発着信は楽天Linkを利用することになっていましたが、現在は楽天Linkユーザー以外からの着信については楽天Linkアプリではなくios標準アプリに変更となりました。
楽天Linkアプリからの発信が無料ということに変更はありませんが、間違ってios標準アプリの着信履歴から掛け直しをした場合に20円/30秒かかってしまうので注意が必要です。
⑤ バンド3
楽天回線は1.7GHz帯のバンド3しか所有しておらず700MHzから900MHzのプラチナバンドと呼ばれる周波数帯がないので建物の中や地下では電波が届きにくくなります。パートナー回線のローミングエリアであればau回線に切り替わるので圏外になることはほとんどありません。
⑥ 楽天LinkがAppleWatchに未対応
楽天モバイルでは必須アプリである楽天LinkがAppleWatchに対応していません。
そのため楽天Linkユーザーからの電話の着信も通常の通知として扱われてしまうため、着信時にAppleWatchにコールが表示されずに電話が切れたあとに着信が分かるようになってしまいます。
楽天Linkユーザーからよく電話がある方は注意が必要です。
⑦ 楽天モバイル キャリア決済非対応
SPU+0.5%の対象になっているキャリア決済についてはandroidのみでiosについては現時点で非対応となっております。
最後に
楽天モバイルは第4のキャリアとしてスタートしてからローミングエリアの問題、楽天Linkの使い勝手やプラチナバンドがないなど課題がまだまだありますが2021年だけでも都内のローミングエリア終了、iPhone対応、楽天オリジナル端末や1GB以下無料など改善が進んでいるので私個人としても楽天経済圏で生活しているので今後の期待む含めて楽天モバイルの利用を継続しようと思っています。
また時期によっては乗り換え端末1円などのお得なキャンペーンもを実施しているので公式HPをチェックしてみてください。
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