2021年4月27日に楽天キャリアの最新バージョン45.1と46.1が公開されiPhone6s以降のiPhoneに対応しました。
しかし公式で発表している内容を見ると機種により対応状況が違うためこれから手持ちのiPhoneで楽天モバイルの契約を検討している方は最新情報に注意をしてください。
キャリアバージョンの確認方法
キャリアバージョンの確認方法 設定 → 一般 → 情報 → キャリアの項目でご確認
バージョンが45.1か46.1になっていることを確認して下さい。
確認機種
今回はiPhone6s〜iPhone Xでの対応状況についで確認をしています。
確認機種 iPhone 6s iPhone 6s Plus iPhone SE(第1世代) iPhone 7 iPhone 7 Plus iPhone 8 iPhone 8 Plus iPhone X
楽天モバイル 対応状況
『楽天回線の自動切替え』について
下の公式の画像を見る限り楽天回線に完全対応しているように見えますが以前は記載があった『楽天回線の自動切り替え』について記載がなくなっています。
そして下の補足事項に書いてある“楽天回線エリアとパートナー回線エリアのネットワークエリア の間で自動的に切り替えることはできません。楽天回線エリアでもパートナー回線エリアのデータ容量5GB/月を消費する場合があります。”
これを理解せずに楽天モバイルを契約すると後悔する可能性があります。
楽天回線の切替え方法
公式で発表しているパートナー回線から楽天回線に切替え方法は“楽天回線のみつながるエリアへ移動”です。
たったの16文字ですが最初に読んだ時は目を疑いました。
つまり今回紹介している機種を利用しローミングが終了していない地域にお住まい方が楽天回線を利用する場合はわざわざ電車、車で都内に移動して使う必要があります。
パートナー回線での通信量は月間5GBまでで5GBを超えた場合は1Mbpsの低速になってしまいます。
もし通信量無制限を期待して楽天モバイルに申込をした場合、無制限とは程遠い使用感になってしまいます。
以前紹介した楽天回線に固定する方法もiPhone6s〜Xでは利用できないようです。
パートナー回線でのSMSの受信について
パートナー回線時はSMSの受信ができませんでしたが今回のアップデートで受信できるようになりました。
元々楽天Linkを利用することでパートナー回線時でもSMSの受信はできていましたが楽天LinkがAppleWatchに対応していないため電話、SMSの着信をAppleWatchで確認できませんでした。
今回パートナー回線でのSMS受信に対応したことにより電話をかける時だけ楽天リンクにログインして待機中はログアウトして純正アプリで着信する方法が使えるようになりました。
ただしこの方法も手間がかかるので楽天LinkのApple Watch対応が望まれます
その他
その他にAPN自動設定(海外/国内)、ETWS、緊急通報時などでの高精度な位置情報測位など試せないこともありますがAPN自動設定は詳しくない方にとっては地味に嬉しい内容になっています。
iPhone6s〜Xユーザーは楽天モバイルを契約しても大丈夫か?
iPhone6s〜Xユーザーで楽天モバイルをおすすめできる人 ・自宅、職場が都内の人(ローミングが終了した地域)
ただし楽天モバイルは料金が安いこと、電話はどの機種でも無料で利用できるため今回紹介したデメリットを理解した上で契約することは有りだと思います。
iPhone6s〜Xユーザーが楽天モバイルに契約する場合の心構え (ローミングエリア) ①月間通信量は5GBまで ②5GBを超えた場合は低速1Mbps ③料金は税抜き1,980円(月間20GBまで) ④電話は無料 ⑤楽天市場のSPU+1倍 ⑥楽天回線は諦める
今回の記事ではデメリットを強調しましたが私は元々iPhoneXを持っていて楽天モバイルに契約するためにiPhone12を購入したアホですが当時この発表があったらiPhoneXのまま契約をしていたかもしれません。
正直、電話かけ放題、au回線、高速5GB、低速1Mbpsで1980円は他のMVNOと比べてもコスパがいいんですよね。
楽天経済圏で生活している方はSPU+1倍も魅力ですしギガをあまり使わない方は特にデメリットもないのでおすすめです。
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