Amazfit T-Rexシリーズの最新作『Amazfit T-Rex3』の国内での発売日が2024年10月10日に決定しました。
今回、Zepp Health Corporation様から先行レビュー用として実機をご提供頂いたので約1週間使用した感想を紹介いたします。
また、お得なAmazonクーポンコードも紹介しているので購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
発売情報
2024年10月10日(木)
※予約開始日は2024年9月27日(金)
¥39,900(税込)
Amazon限定クーポンコード
Amazonクーポンコード:TREX3PR14
有効期間:2024年9月27日(金)から2024年10月26日(土)まで
割引率:5%OFF(1,995円の割引額)
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外観
Amazfit T-Rex3のファーストインプレッション
Amazfit T-Rex3を最初に手に取った感想は『大きい、ゴツい、かっこいい』でした。
前面のベゼルには強度の高い八角形のステンレススチールが採用されボタンやネジ部分にも金属が使用されているので堅牢さとかっこよさが両立されたデザインになっています。
「SEL」や「BACK」と印字されている部分も窪み加工がされており細かい部分まで作り込まれていることが印象的です。
本体は重量が68.3g、厚さが13.75mmもあるのでスマートウォッチとしてかなり大きな部類に入ってきます。
しかしながらこの大きな本体の中には500mAhの大容量バッテリーが搭載され通常使用で27日間のバッテリー持続を実現しています。
また軍事規格でもあるMIL規格にも合格するなどAmazfit T-Rex3はこの大きさとゴツさが逆に魅力の一つだとも感じます。
性能面に関しても最新のZepp OS 4.0を搭載し先に発売されたAmazfit Balanceと同等以上の快適さがあります。
また最近発表があり驚いたOpen AIのGPT-4oテクノロジーを搭載した音声アシストアプリのZepp Flowも使用することができました。
Amazfit T-Rex3は運動センサー、健康センサー、GPSなどのアウトドア向けの機能に加えてスマートウォッチとしてほしい通知機能やアラーム、タイマー、AOD、自動調光機能、天気アプリ等は全て入っているので普段使い用としてもおすすめできます。
画面
画面サイズは1.5インチ、ディスプレイはAMOLED、ガラスは強度の高いゴリラガラス、解像度は480×480と高精細で強度の高いディスプレイとなっています。
自動調光機能を搭載し、アウトドアで重要となる画面輝度は最大2,000nitsもあるので太陽下で見やすい画面になっています。
特徴的な機能として厚さ2mm未満のグローブであれば操作ができる「グローブモード」を搭載しています。
グローブモードは「設定→個人設定→グローブモード→起動」の順にタッチすることで切り替えができます。
バッテリー性能
バッテリー容量は500mAhを搭載し公式のスペック表では通常使用で27日間、ハードな使用で13日間連続使用ができると紹介されています。
実際に丸1週間連続使用したところ100%から54%に減少しました。
使用環境としては健康モニタリング機能は全てオンにしてお風呂以外はずっと睡眠中、仕事中も着用していました。初期設定やレビュー用の撮影をしたりと比較的ハードに使用しましたが、私の環境下では2週間程度なら充電しなくても問題なく使用できそうでした。
また公式サイトではアウトドア向けのバッテリーセーバーモードで40日間、時計モードで81日間、スポーツ向けの高精度GPSモードを使用で42時間バッテリーが持続すると説明されています。
バッテリー持ちについては基本的に心配する必要がなく、使う人の用途によって様々なモードが用意されているのもAmazfit T-Rex3のメリットの一つだと思います。
マップ機能
Amazfit T-Rex3の魅力の一つとして紹介したいのが豊富なマップ機能です。
上記画像は富士山周辺のコンターマップを含むマップデータをAmazfit T-Rex3にダウンロードして表示したものになります。
オフラインマップ
Zeppアプリ経由で事前にマップデータをダウンロードしておくことでAmazfit T-Rex3単体でマップと位置情報を確認することができます。
マップについては「ベースマップ」、「スキーマップ」、「コンターマップ」を選択してダウンロードできハイキングや山登りなどで活躍する機能となっています。
特に等高線が表示されるコンターマップはルートインポート機能を組み合わせることで山登りやトレイルランニングをされる方にとっては必須とも言える機能ではないでしょうか。
ベースマップ
ランニングやウォーキングなどで使用する、道路や基本的な地形が表示されたマップ
スキーマップ
世界10,000箇所以上のゲレンデに対応し、ウォッチ上でスキー場のコースを表示するマップ
コンターマップ
登山やトレイルランニングなどで使用する、等高線が表示されたマップ
ルートインポート機能
YAMAPやヤマレコといった山登りアプリからGPXデータをAmazfit T-Rex3にインポートすることでAmazfit T-Rex3の画面上で事前に登録したルートを表示する機能も搭載しています。
GPS
日本のみちびき(QZSS)を含めて6衛星測位システムに対応し精度の高い円偏波アンテナを搭載しています。
アウトドア&健康機能
ボタン
ボタンについては「セレクト、バック、アップ、ダウン」の4つの物理ボタンが搭載されています。
この物理ボタンでほとんどの操作が可能なので歩きながらや手袋をつけた状態でも操作がしやすい設計になっています。
低温モード
試してはいませんが−30度の環境下で使用できるモードとなっています。
グローブモード
厚さ2mm未満の手袋を着用しても操作ができるモードです。
手袋をつけて試してみましたが確かに動作が改善されました。
軍事規格
湿度、低圧、高温、低温、衝撃などの9項目の軍事規格試験(MIL-STD-810G)に合格しているので、極限の環境下でも使用できるスマートウォッチとなっています。
防水性能
10ATMの防水性能で、最大45mのフリーダイビングにも対応しています。
センサー
健康 BioTracker PPG 生体センサー
加速度センサー
ジャイロスコープ
地磁気センサー
バロメトリック高度計
環境光センサー
温度センサー
皮膚温センサー
各種健康センサーを搭載しているので一般的な睡眠測定、心拍数、血中酸素レベル、呼吸数に加えてストレスレベルの測定や心身の回復を数値化するレディネススコアやPAIやHRV(心拍変動)なども測定することができます。
個人的に昼寝の測定をしっかりできていたのが嬉しいポイントでした。
ワークアウトモード
ランニングからトライアスロンまで170種類のワークアウトモードを搭載しています。
AIアシスタント Zepp Flow
Zepp OS4.0の目玉機能とも言えるOpen AIのGPT-4oテクノロジーを搭載したAIアシスタントアプリのZepp Flowにも対応しています。
Amazfit T-Rex3にはマイクが搭載されているので音声でアラームやタイマー、天気情報の確認ができます。
Googleアプリとの連携
ZeppアプリからGoogle Fitと連携することが可能です。Googleカレンダーについても編集はできませんが通知と予定の確認をすることはできました。
個人的にはGoogle Fitとの連携は必須とも言える機能なので安心しました。
※今回のレビューでは最新のAndroid OSを搭載したPixel8で検証をしているのでiosを搭載したiPhoneでの動作は不明です。
使用していて気になったこと
約1週間Amazfit T-Rex3を使用していて気になったところもあったので紹介いたします。
ワンボタンでホームが画面に戻れない
これは以前のAmazfit Active Edgeでも感じましたがAmazfit Balanceのような回転クラウンボタンがないのでワンボタンでホーム画面に戻ることができずに「BACK」ボタンを何度か押して戻る必要があります。
NFC決済ができない
個人的に注目していたグローバル版では搭載されていたNFC決済機能が日本国内版では搭載されませんでした。
導入に関しては多くの障壁があることは想像できますがキャッシュレス決済を搭載したスマートウォッチはもう珍しくはないのでぜひ期待したい機能です。
アレクサが使えない
AIアシスタントのZepp Flowが搭載されましたが、今まで使用できていたAmazonアレクサが私が調べた中では見つけることができませんでした。
アレクサ対応のデバイスを多く使用している方は注意が必要なポイントです。
スピーカーがない
今回T-Rexシリーズとして初めてマイクが搭載されましたがスピーカーは搭載されませんでした。
スピーカーを搭載することで防水性能にも影響がでるのかもしれませんが進化したAIアシスタントのZepp Flowの機能を十分に発揮するにはテキストだけではなく音声での回答も期待したい機能です。
スペック
カラー | オニキス |
大きさ | 48.5×48.5×13.75mm |
重さ | 68.3g(本体) |
ボディ素材 | ステンレススチールベゼル ポリマーミドルフレーム |
ボタン | 4個 |
防水等級 | 10 ATM |
ディスプレイ | AMOLED 1.5インチ 解像度480×480 PPI 322 ゴリラガラス |
ストラップ | 幅22mm シリコン |
スピーカー | なし |
マイク | あり |
バッテリー容量 | 500 mAh |
理論充電時間 | 2時間以内 |
通常使用 | 最大 27日間 |
ヘビーユース 最大 10 日間 | 最大 13日間 |
バッテリーセーバー | 最大 40日間 |
高精度GPSモード | 最大 42時間 |
充電方法 | マグネット式 |
健康センサー | BioTracker |
運動センサー | 加速度センサー ジャイロセンサー 地磁気センサー 気圧高度計 周囲光センサー 温度センサー |
衛星測位システム | デュアルバンド&6衛星測位システム |
スポーツモード | 177種類 |
AIアシスタント | Zepp Flow |
最後に
仕事中での使用がメインにはなりましたが約1週間Amazfit T-Rex3を使用して機能面で不満に感じることはなく、何よりかっこいいデザインで所有欲が満たされるスマートウォッチでした。
ただしサイズ感としては間違いなく大きいスマートウォッチなので長袖との相性や睡眠時の着用は気になる方もいるかもしれません。
AmazfitシリーズはZeppアプリ上で睡眠データや各種データが共有されるのでAmazfit BalanceやAmazfit ActiveなどをTPOに合わせて併用する使い方がおすすめです。
何度も言いますが機能面では不満はないのでこのタフでかっこいいデザインが好きという方は購入しても後悔することはないと思いますのでぜひ公式販売サイトで検討をしてみてください。
Amazon限定クーポンコード
Amazonクーポンコード:TREX3PR14
有効期間:2024年9月27日(金)から2024年10月26日(土)まで
割引率:5%OFF(1995円の割引額)
さらに自動で出品価格の7%相当のポイントが付与されます。(2793ポイント )
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