Amazfitブランドを展開するZepp Health Corporationより最新のリング型ウェアラブル端末『Amazfit Helio Ring(アマズフィット ヘリオ リング)』が日本国内でも2024年10月10日に発売されました。
また、2024年11月25日(月)に発表された国内最大級を誇るオーディオビジュアルアワード「VGP 2025」でAmazfit Helio Ringはウェアラブルデバイス(ビジュアル関連)部門において部門賞を受賞しています。
今回、レビュー用として実機をご提供頂いたので使用した感想を中心に紹介します。
外観
Amazfit Hellio Ringはチタン合金を採用した高級感のあるスマートリングです。
リング上部には細かいドットが入っており、チタンの落ち着いた色合いも合わさって男性、女性問わずおすすめできるデザインになっています。
内側の各種センサー類がSF映画に出てくる宇宙船のコックピットのようなガジェット好きにはたまらないデザインになっています。
サイズは幅8mm、厚さ2.6mm、重さ3.75g(サイズ10)と普通の指輪としては大きな印象でした。
発売情報
通常価格 ¥49,900(税込み)
Amazon限定クーポンコード
Amazonクーポンコード:HelioRingPR7
有効期間:2024年11月9日(土)から2025年1月14日(火)まで
割引率:5%OFF(2,495円の割引)
こちらはAmazonのブラックフライデーと併用可能になっているのでさらにお得になります。
Amazfit Helio Ringの特徴
Amazfit Helio Ringはチタン合金を採用した軽量で高性能なスマートリングです。
ペアリングアプリのZeppアプリとペアリングすることで歩数、心拍数などの運動記録や睡眠を計測することができます。
またサブスク契約なしに分析値や改善の提案を確認をすることもできます。
耐水性も10ATMあるので100mの水圧に耐えることができ、汗や雨に濡れても問題なく使用することができるので日常生活の中で手洗いなどは普通に行えます。
Zepp Auraプレミアムの無料特典つき
AIによる睡眠分析や個人に合わせた音楽を再生し睡眠をサポートしてくれる機能をもったZepp AuraプレミアムがAmazfit Helio Ringを購入することで無料で使用することができます
(※無料特典の終了時期については現時点では未定のようです。)
他社製のスマートリングではサブスクリプション契約がないと大幅に機能が制限される商品もあるなか、Amazfit Helio Ringは通常9.99USD/月、29.99USD/年(価格は為替レートにより変動)かかるZepp Auraプレミアムを無料で使用することが可能です。
※Zepp Auraプレミアムに加入していなくても通常の睡眠測定、運動測定は問題なく確認することができます。
ペアリング方法について
スマートフォンとのペアリング方法についても専用のZeppアプリからタップしていくだけで悩むこともなく数分できました。(ペアリングはAndroid端末で行っております。)
サイズについて
購入する時に悩むのがサイズ選びだと思います。
サイズの計測方法と実際に装着した付け心地について紹介します。
まず基本のサイズはUSリングサイズで8、10、12の3種類となっています。
日本での号数については下記の画像の通りとなっています。
サイズの計測については私は家にあった付箋とペンで行いました。
付箋を指に巻いて重なった部分に線を引いて線と線の間を定規で測るだけです。
私の指は62mmだったので内径66mmのリングサイズ10をご提供していただきました。
実際に装着したところ少し引っかかりがある程度のちょうどいいサイズでした。
注意点
購入してから気づきましたがメーカーの推奨は『人差し指』への装着です。
中指と薬指については最適なパフォーマンスと精度が出ない可能性があります。また親指への装着については精度が低くなると明言されています。
私は普段から指輪をしている『中指』で計測し装着をしてみましたが計測精度に問題は感じませんでした。
ただし厚さが2.6mmあるので両サイドの中指と小指への圧迫感はあります。人によっては不快に感じるかもしれません。気になる方はやはりメーカー奨励の人差し指への装着がベストだと思います。
バッテリー持ちについて
レビュー前に気になっていたことの一つがバッテリー持ちです。
各種測定機能を全てオンにしてバッテリー消耗の負荷が高い状態で検証したところ30時間使用して残量が51%という結果でした。
通常使用で最大4日となっていますがフル機能で使用する場合は2日に1回は充電が必要のようです。
正直、この小さい端末のどこにバッテリーが入っているのか不思議なくらいですが、普通の指輪感覚で使用したい方にとってはバッテリーの消耗が早いと感じる方もいるかもしれません。
個人的にはお風呂に入るとき充電すればスマートウォッチ同様にストレスなく使用できるのではないかと思います。
充電についてはタイプC端子のついたワイヤレス充電器が付属しているのでストレスなく充電できると思います。
各種測定機能
運動測定や睡眠測定についてはAmazfit Helio Ring単体使用でも普段から使用しているAmazfitのスマートウォッチと大差はないように感じました。
各種センサーや測定機能は下記の通りとなります。
BioTracker PPG 心拍センサー(1デュアルカラーLED + 2PD)
温度センサー
EDAセンサー
3軸加速度センサー
3軸ジャイロスコープ
ウォーキング
ランニング
サイクリング
トレッドミル
心拍数
ストレスレベル(24時間)
睡眠段階(REMを含む)
昼寝
睡眠呼吸の質
睡眠スコア
Zepp Aura
PAI(個人活動指標)
ヘルス評価システム
心拍数回復
月経周期追跡
Amazfit Helio Ringはスマートウォッチの代わりになるか?
Amazfit Helio Ringはウェアラブル端末としてスマートウォッチの代わりになるかですが、現時点では単体使用でスマートウォッチの代わりにはなりません。
Amazfit Helio Ringは基本的に測定データのインプットしかできないためスマートウォッチのようにスマートフォンへの通知を表示したり知らせる機能をもっていません。
逆に睡眠測定はスマートウォッチよりも使い勝手が良いと感じました。
スマートウォッチをつけた状態で寝ていると不快に感じることもありますが、リング型のAmazfit Helio Ringであれば不快に感じるこなく睡眠測定ができました。
日中はスマートウォッチ、睡眠時はAmazfit Helio Ringを使用する使い方も有りだと思います。
またAmazfitのスマートウォッチと併用することで両方の測定データを高度なアルゴリズムで融合することができ、Zeppアプリ上で確認をすることができるようです。
使用して気になった点
使用して気になったことの一つがリングに上下があることです。
上部にはドットデザインになっていますが下部はフラットなデザインで最下部に印が入っています。
この下の印の部分の裏側に各種センサーが搭載されているので上下逆さまで装着した場合に正しく測定ができない可能性があります。
日中であれば気づいて直せばいいのですが睡眠中など気づかずに逆さまになっていると正しくデータを測定できないということが発生してしまいます。
また技術的に難しいことは想像できますが、振動やLED等での通知機能があれば良いと思いました。
単体使用では電池残量を確認する方法がないため定期的にZeppアプリで確認する必要があります。
電池の残量についてはLED点滅等で分かるようにしてもらいたかったです。
最後に
これから進化が進むと思われるスマートリング市場で手に取れる価格帯でAmazfitのスマートウォッチと同等の測定機能を搭載したAmazfit Helio Ringはガジェット好きとして使用していて楽しい端末でした。
また普通の指輪としてオシャレでかっこいいので指輪にプラスαの機能付きとして購入を検討することも有りだと思います。
さらに詳しい情報は公式の販売サイトでぜひ確認をしてみてください。
Amazonクーポンコード:HelioRingPR7
有効期間:2024年11月9日(土)から2025年1月14日(火)まで
割引率:5%OFF(2,495円の割引)
こちらはAmazonのブラックフライデーと併用可能になっているのでさらにお得になります。
またAmazfit Helio Ringと併用してスマートウォッチを購入する場合はスクエア型のAmazfit Activeや写真でも着用していたフラッグシップモデルのAmazfit Balanceが使いやすくおすすめです。
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